緑信号を渡る - どこのドイツだ!

在独歴4約年!思想の飴細工師が書き下ろす!

ドイツ人とのビジネスで気をつけること3つ

前回は、エッセイ形式であったが、再び、「3つのシリーズ」に戻したい。

 

最近、ビジネス上で気付いたことを簡単に紹介したい。日本人がドイツでビジネスをする上で、おそらくドイツ人が不快に思うことである。

 

以前、日本人の同僚2人とドイツの会社へ訪問をした。その時に気づいた出来事である。確かに、私しりぼうは日本人である。しかし、なるべくドイツ人の考えや風習を日々理解しようと努めている。

 

そういった姿勢でドイツで生活してはや3年半が経つと、もはや典型的な日本人ではなくなる。一方で、まだ「ドイツ人化」されていない日本人の行動を見ると、ときたま奇妙に思えたり、「あ、かつて自分のそうだったな」と思うことがある。

 

さて、前置きが長くなった。本題に入るとしよう。

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(2018年1月 筆者Boppardにて撮影)

 

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徒然なる育児日記

日進月歩

 

10か月になる娘は、ハイハイを自分のものとしている。今は、とにかくつかまり立ちにご執心だ。しかし、その様子を見ていた時、ふとこう思うのである。

 

「もしかすると、歩行は生まれながらの、本能ではなく、誰かに教わる学習ではないのか」と。

 

というのは、食べること、話すこと、遊ぶことなどはすべて両親や周りの大人たちがすることを見て、子供は、真似る。そして、彼らの行動を自分のものにしていっている。であるならば、立つことや歩くことも、本能的というより、大人の行動を真似ようとするがゆえに、つかまり立ちや、歩行を試みるのではないか。

 

生まれて間もなくすぐに馬は自力で立ち、走るのと同様に、人間の歩行も誰からも教えられるのではなく、「自然と」歩けるようになる、と言われることがある。しかし、自分の子供の様子を見る限り、私はそのような本能論には与しない。

 

とはいえ、現代においてこの仮説を科学的に証明することは、ハードルが高い。それは人道的な理由からである。もし、この仮説「人の歩行は、先天的ではなく後天的に得られる」を証明するのであれば、サンプルとして無垢な赤子を必要とするからである。

 

そんな時、世界史で登場するとある人物を思い出した。第五回十字軍を率いて、戦闘をせずエルサレムを奪還したフリードリヒ2世※である。彼は、閉鎖的な中世のキリスト教的価値観に縛られず、開放的な人柄であったとされる。

 

とりわけ、好奇心旺盛な性格で、「人は元来どの言語を話すのであろうか」の疑問を持った。答えを知るために、生まれたばかりの赤子を集め、一切の言語を聞かせず、話しかけずに育てた。結果は、すぐに死んでしまったそうだ。

 

好奇心は猫だけでなく、赤子をも殺す、か。

 

 

ボタンとバラ

 

昨日、ドイツで初めて車を運転した。車がマツダ製とはいえ、すべてがドイツ語表記であった。また、日本の車とは仕様が異なり、日本にはない機能やボタンが運転席に散りばめられていた。

 

そこで、運転をする前に、ありとあらゆるボタンを押して、「これを押すと何が起こるのか」を確かめた。約20分を要した。試行錯誤を繰り返す中、必要なもの、不要なもの、運転中は押すべきでないもの、走行前に確認すべきものをある程度、把握することができた。

 

ボタンを押しまくっている自分の姿を後で思い返すと、これはまさに赤子、子供の本質を表していることに気づいた。

 

自分の子供を見るにつけ、「何て、この子は気がそぞろで、一つのことに集中せず、ありとあらゆるものを触れたり、試みようとするのか」の疑問がしばしば湧いてくる。

 

そのような疑問に対して、「大人には子供の不規則な行為を理解できない。しかし、それ故に、子供を見ることは楽しい」と、言う人もいる。

 

しかし、それは私の疑問に対する対処法であって、回答ではない。

 

思うに、子供と大人の本質は変わらない。それは、慣れない車の中で、自身が無数のボタンと格闘していた「何が起こるのだろうか」の動作確認から答えは導かれる。

 

不慣れな車の動作確認と見知らぬ道具や世界に興味を持って学習をしていく子供と、何ら違いはないからである。

 

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(2018年1月 ライン川ちかくにて 筆者撮影)

 

※フリードリヒ2世:

彼の略歴を「世界史の窓」さんから紹介する。

フリードリヒ1世(赤髭王)の孫に当たり、母がシチリア王女であったのでシチリア島で生まれた。幼時に父が死にローマ教皇インノケンティウス3世を後見人として育つ。成人して1212年にドイツ王、ついで1220年に神聖ローマ皇帝となる。彼は9年間ドイツに滞在しただけで、ほとんどをシチリアの王宮パレルモで過ごす。イタリア名ではフェデリーコ2世という。(中略)

このシュタウフェン朝のシチリア王国は、イタリア・ノルマン・ドイツ・ビザンツ・イスラームの要素が混在した国際的な環境があり、彼自身もアラビア語も含め9カ国語に通じ、動物学者でもあり、文芸を保護し、ナポリ大学を創建するなど、開明的な文化人であった。また、シチリア王国は官僚制度が整備され、貨幣制の整備が進むなどの優れた面を持ち、その合理的な政策で彼を「最初の近代的人間」(ブルクハルト)と評価されている。

 

 

 

 

 

日本で有給休暇が取りにくい理由3つ

今回、取り上げる話題は、有給休暇についてである。言わずもがな、日本は、先進諸国の中でも、有給取得が少ない国として知られている。※1

 

例えば、このような記事は何度も見たことがあるだろう。

welove.expedia.co.jp

この記事によれば、2017年、調査対象30か国のうち、日本は有給消化率が最下位だったようだ。


日本の有給休暇を取り上げた記事や話はよく耳にするが、その際に必ず、「〇〇(国名)では、こうである」という比較をする。以前にも、私しりぼうが取り上げた、いわゆる「出羽の守」の一種である。

 

midorishingo.hatenablog.com

 

例えば、フランスでは3週間連続のバカンスは稀ではない、ドイツでは有給の取得ために仕事をしている、などの論調である。また、ここで少し実体験を紹介すれば、現に私しりぼうの上司(ドイツ人)も、昨年、春と夏に一回ずつ2週間の休暇を取っている。

 

では、なぜドイツでは有給休暇を取得しやすく、日本では取得が難しいのか。今回、私しりぼうがあえて積極的に「出羽の守」になってみようと思う。そして、ドイツ事情との比較から、日独の違いを浮き彫りにし、なぜ日本では有給休暇を取得しにくいのかについて、原因を述べる。

 

しかしながら、この手の話をすると、様々な原因があり、議論を深めていくことが難しい。その結果、問題の本質が見えにくくなる。そして、問題が見えなければ、当然解決は遠のくばかりである。

 

そこで、ここでは私の経験から、主に三つの側面から、その原因を論じる。

 

三つの側面とは、実務的側面法的側面社会的側面である。

 

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炎上必至、出羽の守3大発言

海外に少しでも暮らした事のある人間ならば、言ったことがあるだろう。あるいは、海外で生活をしていた事のある人間から、一度は聞いたことがあるだろう。
 
それは、「海外(国名)では〇〇で、日本ではこうだ」という表現である。しかも、海外と比較することによって、海外の方が優れていて、日本は未熟で足りないと直接的もしくは間接的に示すのである。
 
例えば、アメリカでは、スターバックスのshortサイズでも充分大きいのに、日本のは小さ過ぎる。ドイツでは、大学まで教育費が無料だが、日本の大学は国立でも、まだ高過ぎるなどなど枚挙に暇がない
 
枕詞の如く、〇〇では、△△では、と言うことから、そのような人々を「出羽の守(でわのかみ)」と呼ぶ。
 
Gooの辞書によれば、「出羽の守」をこのように説明する。
 

1 出羽国の長官。

2 《連語「では」と「出羽」をかけて》「海外では」「他業界では」のように、何かにつけて他者の例を引き合いに出して語る人のこと。多くは揶揄 (やゆ) の気持ちをこめていう。

 
もちろん、ここでは二つ目の意味で「出羽の守」を使用している。この説明を聞いて、心当たりのある人もいるであろう。私しりぼうも少なからずその一人だと思う。自戒を込める。
 
さて、話を戻すと、一番問題になりうるのは、日本に帰国したときである。短期であれ長期であれ海外文化に触れた者は、どうしても自分が現地で体験した感動を土産話として語りがちである。
 
もちろん、異文化に触れる事によって、今まで生きてきた中で当たり前とされていたことが崩れ、有り体に言えば、視野が広がったことを否定する訳ではない。むしろ、色々な文化や言語に接することを殊更止める理由などないだろう。
  
ただ、この異文化体験の話は、聞き手を不快にさせたりしうる。最悪、大顰蹙(だいひんしゅく)を買う場合がある。
 
なぜならば、冒頭でも既に述べた通り、出羽の守の話は海外事例を持ち出す事で、日本や日本人、しいては日本社会全体を直接的ないしは間接的に批判することがあるからである。
  
そこでは、ここでは、自身の経験と出羽の守(自身を含む)たちを見てきたことによって、日本で大炎上間違いなし、とっておきの出羽の守発言を紹介する。
 
それは、事前に炎上しうる話題を知ってくことで、不要な争いを避けることができよう。
 
もとより、自戒をこめて。
 
また、大炎上間違いない発言の紹介ゆえ、しばしば、過激な表現になりがちな事は許されたい。
 
もちろん、日本には日本の良さがあるのは大前提であることを付け加えておきたい。
 

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(2013年8月 都内某所にて筆者撮影)

日本語になった3つのドイツ語

今回取り上げる内容は、日本語になったドイツ語である。しかし、それは、日本語化したドイツ語ではない。例えば、カルテはドイツ語のKarteに由来するとか、ワンダフォーゲルはWandervogelである等の日本語=ドイツ語の語源に関する話ではないということだ。
 
では、ここでのテーマは何か。それは私の中で日本語になったドイツ語である。
 
いつもの抽象的で分かりにくい表現ではあるが、しばしお付き合い願いたい。
 
在独3年が経ち、私生活、職場で常にドイツ語に触れている。一方で、日本語を使う機会はかなり限られている。
 
もちろん、母語である日本語を忘れる訳ではないが、久しぶりに話をすると単語がすぐに出て来なかっり、へんてこりんな表現をする時がある。
 
中でも、「ああ、海外生活も長くなったな」と感じる時は、ドイツ語特有の表現方法をそのまま日本語にしてしまう時である。確かに、日本語ではあるのだが、日本人があまり使わない不自然な表現になる。
 
そこで今回は、私しりぼうの中で日本語になってしまったドイツ語の表現を紹介する。
 

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(2017年11月 フランクフルト郊外 クリスマスマーケットにて筆者撮影)

単語学習3つの罠

単語学習とは、外国語を勉強する際に避けては通れない項目の一つであろう。ただ、ここでは、単語学習の重要性は取り上げない。その代わりに、単語を学習する際に気をつけるべきこと紹介する。いわゆる、単語学習のワナである。

 

 

本題に入る前に、単語学習の前提を確認しておく。それは、単語学習の目標である。

 

それは明確である。単語学習の目標とは、その単語を自在に使いこなせるようになることである。

 

しかし、「自在に使いこなす」とはやや抽象的である。そこで、もう少し具体的な要素に落とし込む必要がある。

 

思うに、「自在に使いこなす」には、幾つかの意味がある。私がざっと思いつただけでも4点ある。

 

1.単語見て、その意味を理解できる。
2.会話で、言いたい単語を瞬時に引き出すことができる。
3.会話で、単語を組み合わせて正しい文章を組み立てることができる。
4.単語を聞き取ることができる。

 

ここで話を戻せば、単語学習の目的は上記の4点に分けられると言えよう。議論が散漫になることをなるべく防ぐために、ここでは、学習目標を1~3に焦点を当てたい。4は性質が異なるので除外する。以下では、1~3を目標にして、単語を勉強しているときに陥りやすいワナを述べる。

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(2013年 東京都中野区にて 筆者撮影)

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書評『ソクラテスの弁明』

今回は、プラトン著『ソクラテスの弁明』の書評をする。


数ヵ月前に、この『ソクラテスの弁明』を読み終えた。きっかけは、“百獣の王”こと武井壮があるラジオ番組で、『ソクラテスの弁明』を紹介していたからだ。紹介の仕方が素晴らしかったこともあり、原書自体に興味が湧いたため、岩波文庫の『ソクラテスの弁明』を手に取ることとなった。

 

そこで、ここでは本書についての感想を述べる。

 

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(2015年7月 イタリア・ミラノにて筆者撮影)

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婚前契約3つの利点

今回話をするのは、婚前契約についてである。婚前契約をドイツ語でEhevertragといい、一般的に日本語では「夫婦財産契約」と訳される。ここでは、便宜上、夫婦財産契約と呼ぶ。また、厳密にはドイツの夫婦財産契約は結婚後にも結ぶことができることを補足しておく。

 

では、夫婦財産契約とは何か。「財産」と名がつくように、夫婦間での財産の取り決めである。

 

例えば、結婚前と後の財産についてはどう取り扱うか、共同の生活費をどのように負担するか、子供の養育費をどのような割合で負担をするかなどである。婚前から想像はあまりしないだろうが、子供がいた場合の親権の帰属や離婚時の財産分与についても規定する。もちろん、契約であるため、内容はそれぞれの夫婦による。

 

日本では、この夫婦財産契約は一般的ではない。契約成立の条件が煩雑な事と文化的な背景から、年間で数件程度(詳しくはリンク先参照)と言われている。

 

一方で、ドイツでは何と10組のカップルのうち4組(詳しくはリンク先参照)がこの財産契約を締結していると言われる。驚くべき割合である。

 

確かに、ドイツという国は法律と規則で出来ているような国である。しかし、結婚というある種神聖でロマンチックな場面でも法律が出てくるところが如何にもドイツらしい。また、夫婦財産契約は、ドイツ民法典によって、強固に保証されている。

 

ところで、何を隠そう、私は「夫婦財産契約」の経験者である。結果的に言えば、作成はしなかった。しかし、妻と結婚をする際に、「夫婦財産契約」を作成するかどうか尋ねられたものだ。以前のブログで少し話をしたが、私は大学時代に法学部であった。また、自身の重要な行動指針の一つは、「法的に正しいのか」である。

 

しかし、そんなシリぼうでさえ、婚姻前に妻からこのような契約書の話を提示されるのは、いささかショックであった。上記で述べたように、この契約書は最終的に、離婚時の取り決めを含んでいる。結婚前に離婚時を想像することは、何か私が信用されていない気がしたからだ。

 

財産契約作成の打診があった夜はいささか冷静ではなかったが、次の日に自分でその契約についてを調べ、その後、妻と相談することで、夫婦財産契約の利点について幾つか見つけることができた。それらをここで紹介したい。

 

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(2014年9月某日ヘッセン州某所にて 筆者撮影)

 

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ドイツで気をつけるべき仕草3つ

私、しりぼうは在独3年になった。ドイツでの生活がある程度長くなってくると、ドイツと日本の違いにわざわざ驚かなくなってくる。

 

もちろん、国が違えばすべてが違う。言語、文化、習慣、考え方など様々な面で違いがある。その中で、言語の難しさは言うまでもないし、すでにほかの記事で外国語習得の大変さは何度も述べている。

 

しかし、今回取り上げることは、言語ではなく、仕草についてだ。ドイツにはドイツ特有の仕草があり、日本には日本特有の仕草がある。どちらが、正しいとか優れているということではない。

 

仕草とは、単にその国で、当たり前になっている挙動の一つで、生活の一部になっているだけだ。

 

例えば、日本では、会釈やお辞儀を挨拶、お礼、謝罪など様々な場面で使用する。お辞儀を伴うことによって、その気持ちをより明確に表現することができる。

 

いやむしろ、お辞儀を伴わない謝罪など、謝罪の意を表しているように感じられない気さえする。逆に日本の文化を詳しく知らないドイツ人の前でお辞儀をしてもその意味は、あまり伝わらないだろう。むしろ、不思議に思われるかもしれない。

 

今回はそのような我々の行動や仕草に焦点を当てる。とりわけ、我々日本人にとって、少なくとも私にとって、当たり前に習慣になっている仕草だ。

 

しかも、それがドイツでは、不思議あるいはややもすれば奇異に映る仕草だ。

 

ちなみに、私の意見は、郷に入れば郷に従えだ。故に、ドイツに住むかぎりは、少なくともドイツ人の前では、日本特有の仕草は避けるべきだと考える。

 

なぜならば、すでに述べたようにそのような行動や仕草は理解されないからだ。また、仕草の中では、尊敬されないどころか、ただ馬鹿にされる可能性があるからだ。

 

なぜ、仕草を取り上げようと思ったか。きっかけは、外国に住むにあたって、語学や文化理解の重要性は説いても、仕草やジェズチャーの必要性を聞くのはまれであったからだ。

 

今回は、私の経験から自戒をこめて、日本人ありがちの仕草を紹介したい。

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(2013年3月某日 都内某所にて筆者撮影)

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外国語学習に関する3つのウソ

今回は外国語を勉強している際に、よく耳にすることを取り上げる。また、それが正しくないと指摘したい。

 
全く面白くも何とも無い無味乾燥な書き出しをする。近年、グローバル化が叫ばれている。企業の海外展開、外国人観光客の増加、英語教育の早期化などの話は特に真新たらしくはない。
 
まず、グローバル化の文脈で避けて通れない要素の一つは、英語だろう。なぜなら、グローバル化とは日本だけではなく他の国々との関わり合いが増すからだ。もちろん、多くの場合、コミュニケーションの基本になるのは、まず第一に英語だろう。その点は、あまり異論はないと思う。
 
それに従って、英語の重要性が高まる。メディアや巷では、英語力を伸ばすために様々な方法論で溢れている。駅前留学は既に古い言葉になりつつあり、Skypeを使ったオンライン英会話、格安のフィリピン留学、聞き流すだけのスピード○ーニング、YouTubeでの教材、街中で白人を見かけたら、とりあえず話しかけろ何て暴論もある。
 
私は、ドイツに暮らして3年になる。日々、ドイツ語を多かれ少なかれ勉強している。未だドイツ語力は発展途上のレベルだ。しかし、3年という学習歴で、言語の学習に対して幾ばくか意見を持っている。
 
そこで、今回は、外国語学習に関して、巷でたびたび耳にする言説を否定したい。いつも通り、これは私の実体験のみ基づくので、一般化はできないことを予め補足する。
 

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(2014年4月某日 埼玉県川口市にて 筆者撮影)

 

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