緑信号を渡る - どこのドイツだ!

在独歴4約年!思想の飴細工師が書き下ろす!

ドイツ人妻あるある3つ【日本滞在編】

私しりぼうの妻はドイツ人である。そう我が家の政治形態は民主主義ではない。ドイツ人の妻なだけに独裁政治=独妻である。
 
さて、今回はこのような冗談を言うためにブログを書いているのではない
 
ところで、ドイツ人妻を連れ添って日本にいると必ず出くわすことがある。何度も経験したので、おそらく国際結婚をした人であれば共感できるかもしれない。
 
それでは、外国人妻と日本にいると日本人同士のカップルでは絶対に経験できないこと、外国人妻(夫?)あるあるを紹介する。
 

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1.Helloと挨拶

私にではない。隣にいる妻に対して「Hello」と話しかける。店内、路上、レストラン、エレベータの中(!)でいたる所で、「Hello」と話しかける。しかも、たいてい「Hello」と発音できておらず、文字通りカタカナ英語「ハロー」と挨拶する。
 
ただちに止めるべきである。
 
第一に、日本で知らない人にいきなり挨拶する文化があるなら理解できるが、日本人同士なら絶対にしない(片田舎を除く)にもかかわらず、白人の外国人を見かけたら、急に「ハロー」と話しかけるのは、不自然極まりない。
 
第二に、自分から「ハロー」と挨拶するくせにその後の会話が成り立たない。
 
例1)
見知らぬ人:「ハロー」
妻:「Hello?」
見知らぬ人:「・・・・・・」
妻:「It's a nice weather today, isn't it?」←逆に妻が気遣う
見知らぬ人:「イ、イ、いえす!」
 
ちーん。。。
 
って、会話終了かい!だったら話しかけんなやぁ~!!話しかけるんなら会話続ける責任持てよ!
 
ちなみに、ハローだけではなく、ハーワーユー(How are you?)バージョンもあり。結果は、ハロー同様。想像に難くない。
 
最後に「Hello」は妻の母語ではない!白人を見たら英語圏から来たと勝手に思い込むのを止めよ。
 
とにかく、日本にいる限り、相手が誰であろう第一声は「こんにちは」で良いのだ。
 
 
2.妻のみに話しかける
先程の話の続き。ボコボコの英語だけれども一応話し続けようと頑張る人もいる。
 
その場合、妻に話しかけている間、彼らは、しりぼうが隣にいても見向きもしない。まるで空気であるかのように華麗に無視し続ける。
 
例2)
見知らぬ人「ハーワーユー?」
妻「I'm fine. How about you?」
見知らぬ人「あいむ、ふぁいん。あーゆーとらべりん?」
妻「Yes, but this time just visiting the parents of my husband.」
見知らぬ人「お、おけ??」←理解出来ていない
 
しりぼう「(ヤレヤレ助けてやるか)今回は私の両親に会いに来ました。普段はドイツに住んでいます。
 
見知らぬ人「あ、あっ、そ、そうでしたか。」←テンパる
 
 
そして、先程まで意気揚々と(ボコボコの)英語を話していたが、萎れた青菜の如く、あるいは「ちっ、こいつ(しりぼう)のせいで英語を使いづらくなったではないか」と思いながら、ぼそぼそと日本語を話す。
 
 
3.しりぼうのみに話しかける
最後は逆パターン。妻は日常生活で問題ないぐらい日本語を流暢に話せる。日本にいる時は互いの会話は日本語になりがちだ。
 
例えば、ファミレスに入る。そして、店員がやって来る。しりぼうは知っている。店員「ゲッ!外人※のお客さんが来た!どうしよ(汗)。でも、隣にいる男は日本人だ!」と思っているだろう。
 
私が妻と店員の目の前で日本語を話しているのに、店員は妻を見ず、私だけと会話しようとする。妻が日本語で何か答えても、私の方を見て回答する。これはたびたび出くわす。2の逆バージョンで、妻がまるで存在しないかのように扱われる。
 
私はこれを外国人恐怖症と名付ける。
 
<<心理把握>>
 
外人登場→私、英語できない!→外国人日本語話す→でも、仮に聞き取れなかったら英語で説明されるかも!恐怖!→外国人の日本語これ以上、耳に入らず→あっ!日本人がいる→すべて日本人と会話!→恐怖からの解放!
 
別名「日本人マグネット」
 
 
 
以上これにて、ドイツ人妻あるある終わり。
 
※外人:正式には外国人。意図的に使用した。